新生活のための引っ越しシーズンを迎えている。しかし業者の予約が取れず、料金も高騰していることから、"引っ越し難民"が激増しているという。全日本トラック協会によると、引っ越しのピークは今月24日から4月8日ごろまで。協会では、この期間を外す「分散引っ越し」を呼びかけるチラシを作成した。
 その余波は、新年度の組織改編で部署の引っ越しが大量発生した茨城県庁にまで及んだ。多忙を理由に業者に断られ続けた結果、職員が休日返上で引っ越しすることになってしまった。「業者に委託ができなくて、職員だけでできるのかなと正直なところ本当に不安ばかり」と県管財課の芳賀義文氏。