3月25日、横浜スタジアムで行なわれたプロ野球オープン戦「横浜DeNA対西武」の一戦で、新制度「リクエスト」が実施された。
2回無死一塁の場面で、西武の外崎が放った打球はショート大和の元へ。大和が前に出て捕球すると、二塁へ送球しフォースアウト。セカンド倉本が一塁に転送し、微妙なタイミングではあったが、一塁アウトの判定でダブルプレーが成立した。
微妙なタイミングだったため、AbemaTVで解説を務めた齊藤明雄氏も「今シーズンから取り入れられたリクエストだと、どうなのかな」とコメント。その言葉どおり西武の辻発彦監督がリクエストを要求すると、リプレー検証の結果一塁はセーフと判定が覆った。その後1死一塁で試合が再開された。
プロ野球では今シーズンから、判定に異議がある際に映像による検証をベンチが要求できる「リクエスト」制度が導入される。権利を行使できるのは1試合に2回まで（延長戦に突入した場合1回追加）で、リクエストどおり判定が覆った場合、回数は減らず維持される。
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