30日から徳島県・阿波市で行われるAbemaTVツアーの初戦「Novil Cup」に参戦している横峯さくらが、インスタートとなる428ヤード(パー4)の10番ホールで見事バーディー発進。横峯のプレーを楽しみに集まった多くのギャラリーから拍手が沸き起こった。
ティーショットを控えた横峯を、下部ツアーでは異例ともいえる数のギャラリーが取り囲んでいた。身長155センチの小さな体から繰り出す豪快なスイングで放たれた白球が、Jクラシックゴルフクラブの晴天に舞い上がると、「ナイスショット!」の合唱が響いた。
続く第2打は見事グリーンをとらえるも、硬く仕上がったグリーンにとどまることができずわずかにオーバー。しかし、第3打目のパッティングを冷静に沈めてガッツポーズ。幸先よくバーディー発進を飾った。
注目とプレッシャーのかかる中でのバーディースタートに「さくらちゃん、かっけー」「ナイスバーディー」と、視聴者からは興奮気味のコメントが寄せられた。
◆AbemaTVツアー(旧チャレンジトーナメント)とは
賞金ランキング65位以内のトッププロが参加するレギュラーツアーへの登竜門。過去に片山晋呉、小平智などが優勝を果たし、プロゴルファーとしての輝かしいキャリアをスタートさせている。3月30日から始まる「Novil Cup」を皮切りに全12試合が行われ、成績上位者20名(昨季までは7名)にレギュラーツアーへのシード権が与えられる。