28日に「K-1 WEDNESDAY CHANNEL」(YouTube)が生放送された。
久保賢司と対戦し、スーパー・バンタム級のタイトル防衛に成功した武居由樹は、この1年間について「1試合1試合本当に、防衛戦じゃなくても負けたらチャンピオンとして認めてもらえないなと思ってたんで、1戦1戦集中して頑張って、そうしたらあっという間ですね」と振り返る。チャンピオンになっても自然体なことを指摘されると「オラオラできないんですよね」「多分このまま」と笑っていた。
結果を残すたびにファンも増えていき、地元では「オラオラしてる感じ」の高校生や中学生にも声を掛けられるようになったそうだが、武居は「根はいい子たちなんで」と快く応じているという。
今後の展望を聞かれた武居は「強い選手とやりたい」と、ジュニア時代から1度も対決したことがないというタイ人との試合を望む。「もう1人、日本人でスーパー・バンダム級を盛り上げてくれる人が欲しい」とライバルの台頭を期待しながらも、寺戸伸近との試合も希望して「勝っても負けても自分にプラスになりそう」とその理由を明かした。
すると武居の後にゲスト出演する予定だった城戸康裕が、半ば乱入するような形で登場。武居の練習量の凄さを称賛しつつ、かつて後輩のセコンドとして入った武居との試合では、「初めてですね、セコンドで一言もしゃべれなかった。強すぎちゃって」「何をやっても武居君には勝てないなって分かっちゃった」と、武居の強さを褒めちぎった。
最後に武居は「3.21応援ありがとうございました。まだまだ強くなるんでこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました」とファンにメッセージを送っていた。