
映画『いぬやしき』の舞台挨拶が29日、商業施設「東京ミッドタウン日比谷」にて行われ、主演のとんねるずの木梨憲武(56)、俳優の佐藤健(29)らが出席した。
同作品は木梨演じる墜落事故に巻き込まれサイボーグの体となった定年間際のサラリーマン・犬屋敷が、佐藤演じる悪事に手を染めるサイボーグの高校生・獅子神と人類の存亡をかけて戦う物語。
16年ぶりに映画の主演を務めた木梨は「私(56歳)と2歳しか違わない原作の犬屋敷(58)。本当にジジイでよかったと思います。ジジイでなければ代表選手になれなくて、違う方が(犬屋敷に)なっていたかもしれません。本当に!ジジイでよかったです」と挨拶した。
去年3月から2カ月間ほど行われた撮影の現場では、木梨が共演者に手作りの料理を振舞っていたといい、「一番火の状態が出来たときに(監督が撮影に)呼ぶから、その時は少し怒ったんです。監督のところに1秒2秒のカットを撮りに行って、すぐ火の元へ戻るという」と明かした木梨。「演技と炊き出しはどちらが大変でしたか?」という質問には「炊き出しです」と即答し、笑いを誘った。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

