4月1日の横浜DeNA対ヤクルト3回戦、横浜DeNAが3対1で勝利し今シーズン初勝利を挙げた。
横浜DeNA先発のプロ2年目京山将弥投手(19)が5回5安打1失点に抑え勝利投手の権利を持って降板すると、6回を三上が零封。7回からは今季中継ぎ転向となった井納、8回のパットン、そしてクローザー山崎の「新・勝利の方程式」が成立し、11年ぶりとなった本拠地開幕の連敗をストップさせた。
この日のヒーローは初勝利の京山と、4回に2点タイムリーを放った倉本寿彦選手(27)。インタビューの内容は以下の通り。
◆倉本
―ナイスバッティングでした。
ありがとうございます!
―積極的に初球からでした。
チャンスだったんで、初球から思い切っていこうと決めて打席に入りました。
―気持ちのこもった一打でしたね。
はい、取られたかなと思ったんですけど、弾いてくれて良かったです。
―マウンドでは京山投手がプロ初登板、初先発のマウンド。後ろから見ていてどんな風に映っていましたか?
いいリズムで投げてもらって、野手陣もリズム良く攻撃に入れたので、点も取れたと思います。
―あの打席は「なんとかしてやりたい」という先輩としての思いが強かったんじゃないですか?
はい、先に点を取って、追加点が欲しかったので「なんとしても」と思って打席に入りました。
―去年に引き続き、チャンスでの勝負強いバッティング。今シーズンもカギになりそうですね。
はい、チャンスで打てるように、しっかり練習して、次の試合も頑張りたいと思います。
―こうやって今年も開幕シリーズ、たくさんのファンが詰め掛けてくれました。そんな中での今日のヒーローインタビュー、いかがでしょう?
最高です!!
◆京山
―プロ初登板、初先発、初勝利、ナイスピッチングでした!
ありがとうございます!
(スタジアム大歓声!)
―いかがですか、この歓声!
すごく気持ちいいです!
―そして、初めて立つ(お立ち台)、この景色はどうですか?
すごくいい景色です。
―目標としていた1軍のマウンド、そして初勝利、今の気持ちを聞かせてください。
ずっと待ち望んでいた1軍のマウンドなんで、勝ててほっとしています。
―初めてとは思えないマウンドだったと思います。落ち着いているように見えましたが、どう振り返りますか?
自分はすごく緊張していて、その中で自分なりのピッチングができたかなとは思います。
―ウイニングボールはありますか?
手元にはないです。
―誰に渡したいですか?
育ててくれた両親にあげたいと思います。
(スタジアムから拍手)
―今日のピッチングは今後にもつながる自信になったと思います。どんなところが手ごたえに感じていますか?
1軍の選手のバッティングを直に感じられました。これからもしっかりと練習をして、次の登板も抑えられるように頑張りたいと思います。
―これだけたくさんのファンに、初勝利を祝福してもらいました。今後、どんなピッチャーになりたいですか? ファンの皆さんの前で宣言してください!
負けないピッチャーになりたいです!
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