横浜DeNAの不動のリードオフマンである桑原将志外野手(24)が、約2年近く守ったスターティングメンバーの座を失った。桑原のベンチスタートは2016年6月19日以来となる。
ついにアレックス・ラミレス監督(43)が大ナタを振るった。4月5日の横浜DeNA対阪神2回戦で、開幕からわずか2安打と不振が続く桑原の名前がスターティングラインアップから消えた。
昨年はどんなに不調に陥っても我慢して1番センターとして使い続け、今季開幕前にも「トップバッターとして200安打」を厳命するなど、大きな期待をかけ続けてきた桑原を開幕5試合目にして早くもベンチに下げたのだ。
AbemaTVで解説を務めていた森本稀哲氏は「ラミレス監督は試合前の練習でいつもより多くの選手とコミュニケーションをとっていたように感じられました。とくに桑原選手とは。ある意味、今日のスタメン落ちは、休養的な意味合いもあると思います」と、見解を述べた。
今季の桑原は、昨年終盤からの不調を脱せず、ここまで打率.125。三振数もチーム最多で、開幕第2戦で代打を送られると第3戦と第4戦では1番から2番に打順を落としていた。そしてこの日、とうとうスタメンから名前が消えた。なお開幕から活躍を続けるドラフト2位ルーキー神里和毅が1番センターを務め、7番ライトにこちらもルーキーの楠本泰史が入っている。
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