「大暴れは時間の問題」多村仁志氏、主砲・筒香の活躍に太鼓判 若手の成長には「嬉しい誤算」 2018/04/07 00:00 拡大する 先月30日の開幕から、6日の広島戦までを終えて1勝5敗。野手陣が援護をできず、スタートダッシュでつまずいている格好の横浜DeNAベイスターズ。 打のキーマンとなる主砲・筒香は、ここまで21打数4安打、打率.190と本調子とは言い難い。しかし野球解説者の多村仁志氏は、キャンプから打撃改造に取り組んでいる主砲について「心配は一切ない」と断言。今シーズンの活躍に太鼓判を押した。「宜野湾のキャンプで『タメをつくりたい』という話を本人から聞いた。今が良ければいいではなく、彼はもっと先の進化を見据え、自分なりの考えで試行錯誤を続けている。ガラッと変えるのは勇気の要ることだが、それをできるのが彼の凄み。筒香選手にもなれば確固たる“軸”がある。ダメだったら戻せばいいだけ。例えばWBCのツーシーム対応で背中を少し丸めていた時期はホームランが出なかった。それと比較して、一昨年に44本を打ってホームラン王を獲得した時は背筋がスッと伸び、グリップの位置も少し高かった。つまり、すべて自分で把握をしながらやっていること。ホームランも1本出れば、立て続けに出る。時間の問題。心配はしていません」と絶大の信頼を寄せた。 続きを読む