11日に『K-1 WEDNESDAY CHANNEL』(YouTube)が生放送された。
ゲストの久保優太は、3月21開催の『K'FESTA.1』でメルシック・バダザリアンと対戦。3ラウンドの間バダザリアンの攻撃を“完封”し、見事判定勝利を収めている。
試合について久保は「ウォーミングアップのときメチャクチャ調子よくて『これは思い出に残る試合になるぞ』って矢口(哲雄)トレーナーから言われてですね、『ああ、どうなってしまうんだろう』なんて思ったんですけど、意外に判定で勝ったっていう……ある意味、思い出になりました」と苦笑する。
10代でデビューし今年で格闘家生活14年目となるベテランは、今回も「試合に勝って辞めたい」と周囲には話したものの、「終わったら終わったらで、またやりたくなっちゃう」と格闘技の“依存性”について言及。「負けたら最悪なテンションなんですけど、勝つとこれ以上ないくらい“嬉しい幸せ最高”みたいな」と心境を明かす。
怪我の影響もあり、3ヶ月間海外へ語学留学に行く予定だという久保は、その後の試合について「いいオファーを頂いてですね、できたら楽な相手とやりたいです。お願いします!」と、堂々のアピールをしつつ、「次の試合をしっかり防衛してですね、いい試合見せて『もう久保には67.5(キロ)じゃ敵いねえだろ』ぐらい思わせたらですね、次70キロとか挑戦したいなっていう」と展望を語った。
武尊らの台頭で「K-1を引っ張る」という重荷からすっかり解放されたという久保は「脇役でいいんです」と謙虚だったが、次戦について「もちろんいい試合を見せることを目標に頑張ってはいるんですけど、テクニックもいろいろ一生懸命磨いて、これから次の試合またさらにレベルアップした久保優太を見せたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします」と、試合巧者らしく視聴者にメッセージを送った。