4月13日に行われた横浜DeNA対中日1回戦で、今季から中継ぎに転向した井納翔一投手(31)が9回、守護神・山崎康の代わりに抑えを務め、プロ初セーブを挙げた。20年ぶりにリーグ優勝、日本一を目指すラミレス監督が、長いシーズンを見据えた“働き方改革”で、最下位から一気の6連勝で単独首位に躍り出た。
井納はこの日で通算119試合目の登板となったが、巨人戦で3連投、さらに5連勝中すべてで抑えを務めた山崎康に代わり、この日は9回のマウンドに登場。いい当たりをされたものの、3人できっちり締め、プロ初セーブでチームを6連勝に導いた。開幕直前まで先発候補として調整を続けてきた右腕だったが、シーズン序盤から早くも大車輪。ラミレス監督も「山崎の連投が続いていたので休ませて、井納をあの状況で使って、いい投球で非常にうれしいです」とご満悦だった。