4月14日に行われた横浜DeNA対中日の2回戦。2-0で勝利を収め、7連勝を飾った横浜DeNAラミレス監督が試合終了後に「楠本の登録抹消」を発表した。
開幕から打撃不振が続いていた楠本に対して「スランプだとは思っていない」と話し、しばらく復調までの時間を与えていたラミレス監督だったが、「ああいうプレーは相手に流れが行くので良くない」と、楠本の途中交代、さらに登録抹消の理由を語った。
楠本はこの日、6番ライトで先発出場を果たしていたが、先頭打者で迎えた5回裏の攻撃で四球を選び無死から出塁するも、続く嶺井のライトフライで帰塁できずにダブルプレー。その直後に交代を命じられていた。
開幕戦に1番で起用をし、期待をかけ続けてきた桑原を5戦目で先発から外すなど、「勝負に徹するがゆえの」決断の早さが際立つ今シーズン。20年ぶりの悲願である日本一に向け、開幕から13試合目にして、早くもラミレス監督が本気モードに突入した。
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