4月15日に行われた横浜DeNA対中日3回戦に先発した2年目の京山将弥が、5回2/3を投げて被安打3、奪三振6、自責点1で無傷の3勝目を挙げ、2001年以来、チームを17年ぶりの8連勝に導いた。また今日の結果を受け、京山は防御率(1.10)と勝率を合わせて投手3冠となった。
「チーム7連勝だったので『8連勝するつもり』でマウンドに上がりました」と喜びを語った京山だったが、自身の出来については「それなりの出来。まだまだですね」と辛口。さらに「後半は下半身が使えなくなり、カウントを悪くする場面が多くなってしまった。次回登板までに修正したい」と反省しきりだった。
AbemaTVで解説を務めていた小田幸平氏は、「どの球種でも同じ腕の振りで打者は打ちにくそう。6回に中日・アルモンテにホームランを打たれはしましたが、インコースの厳しいボールを完璧に打った打者を褒めるべき。京山について『何か言おう』と思っていましたが、『何も言うことが無い』素晴らしいピッチング。今シーズンの活躍が楽しみです」と称賛した。
試合後の横浜DeNAラミレス監督は、京山について「オープン戦から好調で非常に安定しており、ボールが先行しても動じずに投げられている」と好投の要因を分析。さらに「球種のコンビネーションとセルフコントロールがいい。パニックにならず落ち着いて、自信を持って投げているので、信頼も上がっている。我々の投手の中でも『トップ3』に入るといっても過言ではない」と、3勝目を挙げた2年目の右腕に最大限の評価を与えた。
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