アイドルグループ・欅坂46の平手友梨奈(16)が、映画『響 - HIBIKI -』で初の映画出演にして初主演を務めることがわかった。
同映画は「マンガ大賞2017」で大賞を受賞した『響 ~小説家になる方法~』の実写化作品で、平手が演じるのはデビュー作で芥川賞と直木賞をW受賞した天才女子高生・鮎喰響(あくいひびき)。信念を曲げず建前やごまかしを許すことができない性格で、型破りな役どころとなっている。
大人や大衆への不信感・反抗心を歌うことが多い欅坂46において、デビュー曲の「サイレントマジョリティー」以降、6作連続でセンターを務めパフォーマンスを行ってきた平手。映画出演のオファーに悩んだ末、原作を読んで出演を決意したといい「もしかしたらいろんな人を困らせてしまったり、迷惑をかけてしまったりするかもしれないけれど、見てくださった方が生きていく中で大切なことにハッと気づかされるような作品になるといいなと思っています」と初主演への意気込みを語った。
響の才能を見出す女性編集者・花井ふみ役を演じる女優の北川景子(31)は、平手に対し「アイドルとしての絶対的な存在感が響と共通すると思います。一緒にお芝居するのが楽しみです」とコメント。
さらに、高嶋政伸(51)、柳楽優弥(28)ら実力派俳優陣の出演も決定。ヒロインを軸に人々の心の葛藤を描く映画『響 - HIBIKI -』は9月公開予定となっている。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)