男子ツアー初参戦となる宮里美香が、“女子選手としては初”となる予選突破に向けて好スタートを切った。
福岡県の筑紫丘GC(7101ヤード、パー72)で開催されたAbemaTVツアーの第2戦「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」に参戦した宮里は、初日となる18日を3バーディー、2ボギー、1アンダーの71でラウンドし、38位。2日目終了時点での順位・60位が予選通過ラインとなることから、予選突破に望みをつないだ。
戦前「自分の中では『3オン、1パットで勝負』と腹をくくっている。ただダウンヒルが強く、アイアンを持てるホールがあるので、思った以上に攻めのゴルフができる。1打1打を大事に回れば、スコアを作れるはず。『イーブンで回れたら』予選突破も見えてくる」と話した宮里は、ほぼ“プランどおり”のプレーを実践した格好だ。
ちなみに過去に下部も含めて男子ツアーに出場した女子選手は宮里藍、当時アマチュアだったミシェル・ウィー(米国)、開幕戦の「Novil Cup」に参戦した横峯さくらを含む7人(ちなみに横峯は通算10オーバーで予選落ち)。いずれも予選通過を果たせておらず、厳しい現実に変わりはない。
その中でも予選突破に望みをつないだ宮里美香。“女子選手初”の予選突破に向け、運命を決する2日目は11時30分、インスタートで幕を開ける。
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