4月22日に後楽園ホールで行われる「Krush.87」で、-63kgチャンピオン佐々木大蔵と“最強の挑戦者”ゴンナパー・ウィラサクレックが対戦。『ONE DAY』(AbemaTV)では闘いを控える2人に密着取材を敢行した。
ゴンナパー対策として、サウスポーをスパー相手に召集しながらも「僕自身には苦手意識はそんなになくて」と語る佐々木は、むしろサウスポー相手の方が「どういう攻撃を仕掛けるか、想像するのが楽しい」と明かす。
「いろんな攻略法をどう組み立てていこうかっていうのも、自分の中で出来上がってきているんで」と対策を万全にしつつある佐々木は、「それがゴンナパー選手にどう通用するのか」と、今から楽しみにしてる様子だった。
「パンチを恐れずにどんどん中入っていった方が勝機があるんじゃないか」と攻略法を語るのは同じジムに所属し、以前ゴンナパーと対戦している山崎秀晃だ。
「自分は膝をローキックでやられたんで、蹴りの強い選手だなっていう印象はあるんですけど、パンチのテクニック面では全然(佐々木)大蔵の方が上回ってる」と冷静に分析する山崎は、「周りはKOを望んでいると思うけど、緻密に研究してゴンナパー選手の穴を狙って、判定でもいいから勝って欲しい」と勝利を願った。
佐々木は「『元チャンピオン』っていうのはあまり言いたくないし、チャンピオンだったらチャンピオンのまま引退したいなって思ってますね」と王座にこだわりをみせ、「ゴンナパー選手だろうが、-63kgのベルトは僕のものなので、誰にも絶対渡さないです」と力強く語った。