こんにちは。青木真也です。レジェンドじゃないです。5月18日に試合が決まりました。AbemaTVで放送が決まったことで、話題になっているONEのシンガポール大会です。今年は1月にグラップリングマッチが入ったことで、試合テンポがテンポがよいです。試合のリズムは巡り合わせみたいなものがありますが、待ちくたびれる展開よりもテンポ良く試合が回ってくる方がありがたいです。
収入的にもコンディショニング的にも、です。収入面が好調だとメンタル面に与える影響も大きいので、収入とコンディションは相互関係にあるともいえます。まあ、どんなときも淡々とコツコツとです。頑張ります。
今回の試合はメイン、セミで試合が組まれません。わかりやすくいうならば大会の中心ではありません。与えられた仕事に精一杯向き合うのが、僕の仕事のやり方です。それは変わりませんが、自分がイベントの中心にいないことへの寂しさだったり、悔しさは感じています。ずっとイベントの中心で仕事をしてきました。その時は辛く苦しく、さっさと楽な仕事をしたかったです。
実際にそうなってみるとまた戻りたいと思うのです。また戻りたい。戻りたければ自分で戻るしかないのだから、闘って解決します。格闘技選手は闘いでほとんどのことを解決できるのだから、頑張らなくっちゃ。
さて。僕の試合以上に話題になっているAbemaTV「格闘代理戦争」。第一回がK-1でした。結構な火力を観測したので、MMAでもう一丁!の番組です。ありがとう。K-1。おかげさまでMMAにもチャンスが回ってきました。
普通にやって、普通にできるのがK-1です。それに比べてMMAはどうだろうか。
現状発表されてるメンバーが山本、秋山、五味、マッハ、それに僕。クセがありすぎるだろう。どう考えても上手に回る想像が出来ないし、ここに青木真也を入れることで、かきまわされることは明白です。青木を入れればかき回してくれるだろうとの登用だとは思いますが、そうはいかない。年功序列を肝に命じて、偉大な先輩方への尊敬を忘れないように頑張る所存です。
放送は4月29日からですので、よろしくお願いします。
しかし「マッハ先生」の道着姿はなんとかならないものだろうか。道着が合わさらなくて、温泉旅館で泥酔したおじさんの浴衣姿にしか見えない。船木・ヒクソン戦の船木の着流し姿とは対極にある。そんな「マッハ先生」の浴衣姿もお楽しみに。
文/青木真也(格闘家)