横浜DeNAラミレス監督が、24日に横浜スタジアムで行われる対広島4回戦の試合前に報道陣の取材に応じ、23日に上行結腸がん(大腸がん)のため71歳で亡くなられた鉄人・衣笠祥雄氏に「ロールモデルであり、レジェンドだった」と哀悼の意を示した。
 その訃報が飛び込んだのは数時間前だった。2215試合フルイニング出場の世界記録(当時)を樹立し、国民栄誉賞を受賞した衣笠氏の訃報に対してコメントを求められたラミレス監督は「まずお悔やみを申し上げたい」と切り出した。さらに自身が985試合連続出場を記録していたことを引き合いに出し、「試合に出続けることの大変さは理解できる。阪神の金本監督(1766試合フルイニング出場)が一番タフだと思っていたが、それよりも衣笠さんの方が長い記録を持っている。日本を代表するロールモデルであり、レジェンド。多くの子どもたちに尊敬される人物だっただけに、非常に残念に思う」と続けた。