横浜DeNAの選手たちが、リクエストによるリプレー検証を見ながら一喜一憂する微笑ましいシーンが見られた。

4月25日に行われた広島戦の8回2死、広島會澤の打球は三遊間の深いところに転がるゴロに。これを守備の名手・大和が左手を思い切り伸ばして捕球すると、強肩を生かして一塁にノーバウンドスロー。一塁塁審の手が挙がり、チェンジと思われた。ところが微妙なタイミングだったため、広島緒方監督がたまらず今季から導入された「リクエスト」の権利を行使。審判団がリプレー検証を始めた。

このリクエスト、リプレー検証時は球場の大きなビジョンにもそのシーンが映し出される。筒香、桑原、宮崎、そして大和本人は4人で集まりビジョンに釘付けに。角度によってアウトにもセーフにも見える中、大和が「アウトだろ」という口の動きでベンチに帰りかけたが、別角度の映像が流されると、今度は一同そろって「セーフだ」という雰囲気に。試合は大差をつけられる劣勢だったが、審判団からセーフの判定が出る前に、笑顔で守備位置に戻るなど、チームの雰囲気の良さが見えるシーンが、中継していたAbemaTVのオリジナルカメラで映り続け、ファンの笑いを誘っていた。
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