(記者会見の記念撮影、なべやかんにコブラツイストを仕掛けてみせた白川未奈)
この夏、また新たなプロレスイベントがスタートする。年齢別ミスター&ミスコンテスト、健康美を競う「ベストボディ・ジャパン」が手掛ける「ベストボディ・ジャパンプロレス」だ。
その第1回大会は、8月5日、品川プリンスホテル・ステラボールにて開催。この「ベストボディ・ジャパンプロレス」にはDDTが全面協力し、選手の指導はDDTの大石真翔が務めている。
この大会、オフィス北野を退所したタレントのなべやかんがプロレスデビューすることになり、4月24日の記者会見にはプロレスマスコミ以外にも多くの取材陣が訪れていた。やかんは「永源遥さんのような、ツバを吐いたりしてお客さんがキャーキャー逃げるような、劇場型のプロレスをやりたいですね」と意気込み。
芸能マスコミ的にはやかんが注目されるが、同じくデビューが発表されたグラビアアイドル・白川未奈も女子プロレスの大型新人として期待したいところ。もともと趣味が筋トレ、今年のベストボディ・ジャパンコンテストに出場予定であることからプロレスデビューが決まった。なおかつ「年間50~60試合は生観戦している」というほどのプロレスファンで、これまでは「プロレスが好きすぎて」レスラーデビューをためらっていたという。
友人で、アイドル出身のプロレスラーである有田ひめか(アクトレスガールズ)に背中を押されたこともあって決心したという白川。プロレスへの愛情とリスペクト、知識が背景にあるだけに“顔見せ程度”の試合にはならないはずだ。ましてDDTは、芸能人のリング登場に抜群の手腕を発揮する。
加えてこの大会には、ベストボディ・ジャパン上位選手たちのプロレスデビューも。ここでポイントになるのが“ベストボディ・レスラー”たちのフィジカルだ。会見に出席したDDTの大社長・高木三四郎によれば「ベストボディのコンテストに出てる方々はそれぞれがすぐにでもリングで見栄えがするんじゃないかというレベル」。
(ベストボディ選手の中には柔道三段の実力者も)
またベストボディ・ジャパン協会の代表理事・会長兼CEOである谷口智一氏は元DDT所属のレスラーで、ベストボディの選手たちの基礎体力を「レスラー以上のものがあると思います。ふだん鼻血が出るくらいのトレーニングをしてますので」と語っている。
一流のフィジカルにDDTのノウハウが加わって、果たしてどんなプロレスイベントが披露されるのか。大社長は、ここからDDTに参戦するような選手が登場することにも期待しているという。
文・橋本宗洋