「即位=位に就くことではない」 東大教授が教える“生前退位”における重要ワード 2018/05/01 10:05 拡大する 「この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました」 天皇陛下が退位の意向を滲ませた“お気持ち”を表明されたのは、2016年8月のこと。以来、政府は「生前退位」についての議論や法整備を重ねてきた。2017年6月には、一代限りの退位を認める「退位特例法」が成立。12月には、退位の日を2019年4月30日とする閣議決定がなされた。 年齢からくる身体への負担が心配される中、陛下は被災者や島の人々を訪問してこられた。去年10月に九州北部豪雨の被災地を慰問。翌11月には鹿児島の屋久島と奄美群島を訪れ、今年3月下旬には沖縄の与那国島などを訪ねられた。 続きを読む