AbemaTVで放送中の人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」で、賞金1億円を目指した人数、実に約3万5000人。参加動機は借金返済から投資、親孝行などさまざまだが、クラウドファンディングでも成立しそうな夢を掲げる男がいた。はるばる岩手県から東京予選に参加した佐藤直樹さん(Twitterアカウント@x_3_B) だ。
 まだ大学生の佐藤さんが志すのは「ぼっちの多い料理店」だ。一見、「注文の多い料理店」のパロディのようだが、その内容は真剣そのもので、社会問題をクリアしようというものだ。「ぼっち(1人ぼっち)以外立ち入り禁止というコンセプトの飲食店です。引きこもりの方や他人との対話になれていない方でも集まりやすいような、温かいコミュニケーションの場を提供したいです。家庭や学校、職場に居場所がないけれど、別の場所に人とのつながりが欲しいというニーズにも応えられたらなと思います」と、熱い思いを語った。