新潟市で起きた、小学2年生の大桃珠生さん(7)が殺害され線路に遺棄された事件。殺害された日の朝、大桃さんは「黒い服でサングラスのおじさんに追いかけられた」と友達に話していたことが報じられた。実は現場付近では以前から不審人物の目撃情報が寄せられており、去年の9月から12月にかけ、7件もの情報が相次いでいた。
 大桃さんが通っていた小学校の保護者も「去年、通りすがりに腕を掴まれることがあった」と証言。長谷川豊校長は「去年の9月15日、2年生の女の子が登校途中に手を掴まれて、怖くなって走って学校に来た」と話した。大桃さんが卒園した幼稚園の周辺でも不審人物の情報があった。神保フユ子園長は「去年の秋だと思う。刃物を持っている男を見かけたので気をつけるようにということだった」と振り返った。