明大野球部OBでプロ野球でも通算306本塁打と活躍した広澤克実氏(56)が、各球場に常設されている球速測定器スピードガンについて「甲子園と神宮は早く出る」と、自身の体験を語った。
 広澤氏は5月13日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。高校野球からプロ野球まで、今では当たり前になっているスピードガンによる球速表示について「スピードガンは電磁波を流して、帰ってくるスピードで球速をはかる。本当は投手の真後ろからはからないと、正確なものが出てこない」と説明した。その上で「キャッチャーや審判がいるから、少しずらすことになる。そのずらし方に違いがある」と、球場によるくせが出ると指摘した。