東京・大阪と2カ所で行われたAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」の第1R。東京では「先着ムチャぶり地獄」、大阪では「500人王様ゲーム」と名付けられた過酷なミッションで、応募総数約3万5000人から500人にまで絞られた。第2Rは4月21日栃木県某所で開幕。その模様が5月13日放送回で公開された。
第1Rを勝ち抜いた挑戦者たちは、バスで会場となる険しい山の麓へ。会場入り後は抽選箱でAからEのアルファベットが書かれたボールを引くように指示された。目の前には5つの部屋がそびえる。これは何を意味するのか。挑戦者たちが戸惑う中、爆発音と共に地獄の使者が現れた。
5台のバイクに先導されてやってきたのは、俳優の小沢仁志・和義兄弟。「よくここまで勝ち抜いてきたな!」。黒いスーツに身を纏った2人の声が響くと、会場からは大歓声が上がったが、次の言葉で会場の空気は一変した。「お前たちが1億円をもらうにふさわしいか、俺たちが見極めてやる」「ふさわしくない奴は、奈落の底に突き落としてやるからな」。会場内が静まり返ったと同時に、第2Rの内容は「超圧迫ドロップ面接」だと明かされた。
超圧迫ドロップ面接は、AからEの部屋にそれぞれ5人1組で入室。1億円への熱意を面接官にアピールするのだが、部屋ごとにある「限定ルール」を破ると即失格、面接官の手元にあるボタンひとつで、文字通り奈落の底へ強制落下となる。ルールを守りつつ、いかにして面接官の心を響かせられるかがポイント。抽選箱で引いたボールは、どの部屋へ入るかを決めていたのだ。面接官は小沢兄弟のほか、タレントの武井壮、お笑い芸人・浅草キッドの玉袋筋太郎や松村邦洋、梅沢富美男などが務めた。
限定ルールは「はい」と返事をすると失格、「えっと、あの、えー、まぁ、その」と間をつなぐ言葉5種を使うと失格、リアルに1億円への想いを伝えるガチ面接など、内容は様々であった。超難関な面接は挑戦者を苦しめ、一瞬のうっかりで失格するもの、パニックに陥り泣きながら落下するもの、中途半端な熱意を見破られて落とされるものなどが続出。約3/4が脱落し、124人が第3Rへと駒を進めた。
第1Rを通過したボクシング・元WBC世界フライ級王者の内藤大助、トリノオリンピック・スノーボードハーフパイプ日本代表の成田童夢、お笑い芸人・極楽とんぼの山本圭壱やドランクドラゴンの鈴木拓など芸能・著名人の奮闘は、次週5月20日に放送予定。優勝賞金1億円に近付ける猛者はいるのであろうか。
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