将棋の王位戦挑戦者決定リーグ戦の最終戦が5月16日、一斉に行われた。紅組は羽生善治竜王が4勝1敗の成績で優勝、挑戦者決定戦への進出を決めた。また白組は豊島将之八段と澤田真吾六段が、それぞれ4勝1敗の成績で並び、プレーオフを行うことになった。プレーオフに勝利した各組の優勝者が、菅井竜也王位への挑戦権をかけた決定戦へと進出する。
紅組で前日まで3勝1敗だった羽生竜王は松尾歩八段に55手で快勝、同じく3勝1敗だった村山七段は木村一基九段に敗れた。羽生竜王は王位獲得となれば2期ぶり。
白組は前日まで4勝0敗だった澤田六段が阿久津主税八段に敗退。3勝1敗で追っていた豊島八段は佐々木大地四段に83手で快勝し、土壇場で追いついた。2人はどちらもタイトルは未経験。
(C)AbemaTV