
過酷な幼少期や闘病生活を経て、最近では中東での天然ガス輸入ビジネスにも携わっている俳優の保阪尚希。17日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』に出演し、独自の仕事観を展開した。
「芸能人で初めてと言っていいくらい、個人で顧問弁護士を付けてきた」という保阪。「芸能界はおかしい。"○○ちゃん、よろしく"で1億円が動く。それなのに契約書も交わさない。この番組だってそうでしょう?(笑)。ビジネスの世界でそういうことはない。我々が唯一契約を結ぶのは、CM出演のときだけ。だから何か問題を起こすと補償も含めて、自分に責任が来る。そのときに対応できないと困るから、僕は森・濱田松本法律事務所の弁護士をずっと付けてきた。リスクヘッジですよ」。
保阪の話を聞いて驚くMCのサバンナ高橋茂雄に「もちろん事務所には顧問弁護士が付いているはずだけど、自分に付けてなかったら、事務所と何かあった時にどうやって処理するの?」。

橋下氏も「今は事務所にまかせているけど、昔、個人でテレビに出ていた頃は番組ごとに契約書を作って結んでいた。でも、テレビ局の人には"こんなことする人いませんよ"と言われていた。最近、フリーランスやタレントさんの働き方改革の話も出ていて、事務所や局の言う通りだったのを変えていかないという議論も出てきている。その中で、個人で弁護士をつけるという話も出てくると思う。日本の社会は相手を騙すようなことはあまりないけれど、海外に出ればそうではない。自分の利益を最大限確保しよう、なにか問題が起きたら責任を相手に押し付けようと徹底的に契約でやってくる。そこに対応するのが弁護士の役割」と語っていた。(AbemaTV/『橋下徹の即リプ!』より)


