<大相撲夏場所>◇七日目◇5月19日◇両国国技館
39歳6カ月で昭和以降、最高齢・再入幕を果たした前頭十六枚目・安美錦(伊勢ヶ浜)は、前頭十二枚目の荒鷲(峰崎)に「小股掬い」で敗れて6敗目を喫した。
互いに1度ずつの「待った」で3度目の立ち合い。左への変化から左上手を取り、上手投げを狙った安美錦だったが、必死に耐えながら好機を狙った荒鷲が、一瞬の隙を突いて“妖術使い”の異名を持つ安美錦のお株を奪う「小股掬い」。“技あり”の2勝目を挙げた。
AbemaTVで解説を務めていた元小結・若荒雄の不知火親方は「二人とも立ち合いの動きが気になることもあり、タイミングが合いませんでしたね。荒鷲は落ち着いていましたね」と解説」。さらに不知火親方は「私は30歳で辞めてますから、安美錦関には頑張って欲しいですね」と続けた。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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