大相撲の元小結・智ノ花、玉垣親方が、中学・高校の体育教師から角界入りしたことについて「(自分が)勝手に暴走しました」と振り返った。
玉垣親方は5月20日にAbemaTVの中継で解説を担当。様々な経歴を持った者が力士を目指す中、体育教師から力士になった異色の経歴を持つことに「大学を卒業して5年間働きました。相撲の世界に入りたかったんですよね」と、大相撲への憧れを抱き続けていたことを明かした。
既に結婚し、子どももいたが、角界入りの際は「奥さんは、背中を押してくれませんでした。勝手に暴走しました」と苦笑い。「家庭では取り残されていましたけど、ある程度(相撲で)身を立てたら、家族も戻りました」と振り返った。
周囲の反対についても「周りの反応を気にしていたら、相撲界には入れない」と断言。「目を気にしたり、今後の人生を考えたりしていたら、とてもじゃないけど入れなかった。自分が好きだから入っただけ。(意見を)聞く耳を持たないで、そのまま行っちゃいましたね」と、相撲愛を貫徹したことを強調していた。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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