
<大相撲夏場所>◇九日目◇5月21日◇両国国技館
昭和以降の最高齢再入幕(39歳6カ月)を果たして夏場所に臨むも、八日目までわずか1勝と苦しい内容が続く前頭十六枚目の安美錦(伊勢ヶ浜)。九日目は十両筆頭・阿武咲(阿武松)との一番に臨むも、激しい立ち合いに馬力の差を見せつけられ、一気の押し出しで8敗目を喫した。
AbemaTVで解説を務めていた元関脇・寺尾の錣山親方はまず「自分と相撲を取った力士が現役で頑張っているというのは嬉しい限りですね」と安美錦に言及した。
錣山親方は続けて「阿武咲が安美錦の動きをよく見ていましたね。安美錦もしっかり当たりましたが、馬力の差があるので安美錦は引くしかなかったですね。まさに電車道でしたね」と取組を解説した。
電車道とは、立ち合いから真っすぐに押されたり、寄られたりする様子を電車の線路にちなんだ大相撲特有の表現のこと。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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