<大相撲夏場所>◇十日目◇5月22日◇両国国技館
六日目の取組で「右上腕二頭筋遠位部断裂」となった小結・遠藤(追手風)が、七日目から休場していたものの、この日から再出場。横綱・白鵬(宮城野)相手に奮闘したが、力及ばず送り出しで敗れた。
右腕にテーピングを施し土俵に上がった遠藤には、館内のファンから「遠藤!遠藤!」という大歓声。人気力士がケガに耐えての再出場ということもあり、懸賞もこの日最多の45本かかっていた。
立ち合いから一気に寄られた遠藤だったが、持ち前の相撲センスで土俵をうまく回りこらえると、その後は突き合いに。だが、白鵬のはたきとおっつけに体勢を崩すと、最後は体が反転したところを送り出された。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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