関脇・栃ノ心(春日野)が前頭五枚目・勢(伊勢ノ海)を寄り切りで下し、大関取りの場所を13勝2敗の好成績で終えた。
栃ノ心は優勝した初場所で14勝、続く大阪場所で10勝を挙げ、今場所も13勝と3場所合計37勝。初場所は平幕で「三役で3場所合計33勝以上」という目安はあったが、文句なしの成績で大関を手中に収めた。
AbemaTVで解説を務めた元関脇・北勝力の谷川親方が取組前に「(連敗したが)気持ちは切れていないですよ。気合が入っているように見える」と指摘していたが、そのとおりの気迫十分の相撲。十三日目に痛めた右手首については「右が使いきれていなかったので、痛かったかもしれないですね」と心配していた。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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