プロ野球の巨人・中日で活躍した小田幸平氏が、現役当時にピンチの重圧から歯を食いしばり過ぎて、奥歯がボロボロになったと明かした。
 5月29日に行われた横浜DeNA対楽天1回戦で、AbemaTVの中継に解説として出演した小田氏は、横浜DeNA梶谷の握力が強いという話題に反応。「僕も握力だけはすごいです。調子がいい時は78キロぐらいありました」と語り、実況や視聴者たちを驚かせた。
 だが、さらに驚かせたのはここから。実況から「やっぱり歯も相当食いしばるんですか?」と問われると、「僕は虫歯とか全然なかったんですが、プロ野球に入ってから、すごくグッと噛むことが増えて、奥歯がボロボロになっていきました」と語り始めた。さらに「守備の時ですね。ピンチの時とか、ワンバウンド(投球)が来た時とか、食いしばることは多かったです。ピンチが来たらずっと食いしばってましたからね。早くこの回終わってくれ、と思っていました」と、守備の要、グラウンド上の監督とも呼ばれる捕手の重圧を、奥歯で受け止め続けていたことを明かした。