2016年12月以来、約1年半ぶりとなる党首討論がきょう国会で行われている。森友・加計学園問題などを追及する野党側に対し、安倍総理は疑惑追及には真摯に説明する姿勢で、北朝鮮の核・ミサイル問題、拉致問題などに対しては、関係国との連携を強調し解決への決意をアピールしたい考えだ。
 まだ成立していない重要法案を多く抱える中、ようやく実現した今回の党首討論。森友・加計学園問題を巡っては、国会で繰り返される質問・答弁や野党のヒアリングを目にする機会も多かったが、『けやきヒルズ』(AbemaTV)に出演した政治学者で東京大学先端科学技術研究センター助教の佐藤信氏は「国会の空洞化」を懸念する。