31日に行われた対横浜DeNA2回戦、楽天の岸孝之投手(33)は9回を投げ、被安打5、12奪三振と快投を見せたが、6回の宮崎の9号2ラン、9回には主砲・筒香の13号ソロなど2本の一発攻勢の前に涙を呑む結果となった。

 横浜DeNAルーキー・東克樹投手(22)との息詰まる投手戦を「データ徹底分析スペシャル」と題して放送したAbemaTVはこの日、ゲストにデータアナリストの金沢慧氏を招いて様々なデータを紹介。その中で投手のコントロールの正確性を表す“逆球率”に関して岸の数字を示すと、視聴者から驚きと納得の声が上がった。

 逆球率とは、捕手の構えに対して、どれだけ正確に投球できたかという指標であり、数値が低くなればなるほど、コントロールに優れた投手であることが分かる。

 金沢氏は岸の決め球の一つであるスライダーに着目すると、今シーズン、この日の登板までに合計119球のスライダーを投じ、逆球はわずか1球。逆球率は0.8%と1%にも満たなかったことを明かした。

 すると終始圧巻の投球を続ける岸に称賛コメントを寄せていた視聴者からは「岸、スゴイな」と改めて感嘆の声が、また楽天のファンからは「岸」ならぬ「騎士様」と、最敬礼の声が上がった。

 ちなみに横浜DeNA先発の東は同球種を142球投じており、逆球は15球、逆球率は約11%だった。ともに今シーズン4勝を挙げ、防御率1点台(岸は1.83、東は試合前1.84、試合後は2.07)とチームを牽引する両投手のデータ比較だっただけに、改めて岸のコントロールの良さが際立つ検証結果となった。

(C)AbemaTV

▶6月5日(火)17時50分~ 【プロ野球】横浜DeNAベイスターズvs埼玉西武ライオンズ

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