早大野球部OBで侍ジャパンU-12代表監督を務める仁志敏久氏が、1993年春の早慶戦で自身が放った“早慶戦史上初”となるサヨナラ満塁本塁打に言及。その時の自分は「神懸かっていた」と当時を振り返った。

 仁志氏は6月2日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継で解説を担当。同氏は早稲田大学人間科学部に在籍した1990年~1993年で、リーグ戦通算79試合に出場を果たし打率.325、11本塁打と活躍。中でも1993年春の早慶戦2回戦、4対4で迎えた9回裏に放ったサヨナラ満塁本塁打は、ファンの間で今もなお語り草になっている。

 当時の様子について「この早慶戦の時は、野球の神様が降りてきた」と切り出した仁志氏は続けて、「2試合で9打数8安打7打点。前日にも本塁打を打っており、結果的に2試合で本塁打が3本、二塁打が4本、シングルヒットが1本。もう、打てば長打。さらにバックスクリーンの上まで飛んで、自分でもびっくりするほどでした」と状況を説明した。

 話がサヨナラ満塁本塁打の打席に及ぶと、「満員の大観衆が大騒ぎしていましたけど、『何で騒ぐのかな? 打つに決まってるじゃん』と思えるほど、冷静で、確信めいたものがありました」と仰天告白をするも、「後にも先にも、そんな経験は一度きりでしたけどね」と笑いながら続けていた。

(C)AbemaTV


▶6月3日12時45分~
東京六大学野球 2018春季リーグ戦 第8週2日目(慶大ー早大)

東京六大学野球 2018春季リーグ戦 第8週2日目(慶大ー早大) | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
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