スマートなイケメンである。Aブロックに参加し、橋本崇載八段(35)、藤井聡太七段(15)、近藤誠也五段(21)とのサバイバルに臨む三枚堂達也六段(24)が漂わせる空気は、勝負師というより数学者のように、外資系企業のエリートのようにも映る。
 印象的な名字は昨年7月、上州YAMADAチャレンジ杯トーナメント準々決勝で全国に轟いた。史上最多の29連勝が止まった直後の藤井四段(当時)と219手の大激戦を演じて勝利した。