6月23日、マカオで開催されるONE Championship「PINNACLE OF POWER」に出場する“知られざる”ONEの強豪ファイター安藤晃司。
「去年の12月の暮れに、母が癌で他界しまして」と告白する安藤。「入院したときに親父から連絡があって。それまで(母親は)普通に働いてたんですよ。(余命)3ヵ月と言われて」と、突然の告知だったそうだ。
「次の日、余命宣告されるんだなっていう。本当に普通に働いてて……」と振り返る安藤は「別に母のために試合をするというのは全くないし、自分のためなんですけど、だからこそやっぱり悔いがなくやりたいと思う」と、想いを吐露した。
自身が代表を務めるジム<NEVER QUIT>での仕事や、日々の練習についても同じ気持ちで挑んでいるという安藤は「だからといって僕の試合がなんかすごい変わるかといったら、変わらないとは思うんですけど、気持ちの変化っていうのは多少ありましたね」と明かす。
そして次戦について「過去最強の強さで挑む覚悟がありますので、1番強い安藤晃司を見てもらえたらと思います」と、力強くファンへメッセージを送っていた。