
6月27日、AbemaTVツアー第7戦「南秋田CCみちのくチャレンジ」(賞金総額1,500万円・優勝賞金270万円)が、秋田県の南秋田カントリークラブ(6939ヤード・パー71)で開幕する。
今回の注目は、4月に行われた同ツアー「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」に続く2度目の出場となる宮里美香。前回同様、男子ツアーでは初となる女子選手による予選突破を目指すことになる。
大会を直前に控えてインタビューに応じた宮里は、2打差で予選突破を逃した前回の大会について「当初から『飛距離は厳しい』という思いはあったが、想像以上に戦うことができた」と振り返ると、「初日の1アンダーが自信になった反面、2日目に(予選突破を)意識してしまった」と敗因が精神的な点にあったと分析。その一方で「2日目には長い距離に慣れていた」と話し、2度目の挑戦に向けて一定の収穫を口にした。
また前回の出場に対する周囲の反響の大きさについて「予想以上に見てくれた人が多く、特に『初日に1アンダーでラウンドしたのは凄かった』と声を掛けられたことを明かすと、今回のコース攻略のポイントには「硬くて速い」グリーンを挙げた。
「男子の選手は高く上げる球を打つと思うが、飛距離が240ヤードほどの私は、セカンドで大きいクラブを持つためにそのような球は打てない。そのことを逆手に取り、手前から転がしてチャンスにつける攻め方が有効になる」という見解を示した。
改めて意気込みを問われた宮里は「得意とするコントロールショットやパンチショットを駆使しながらどう攻めていくのか。そこを楽しみながら見て欲しい」と抱負を語った。
その宮里の初日は8時58分のアウトスタートで幕を開ける。
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