フウガドールすみだの清水和也は、まぎれもなく今後の日本フットサル界を背負って立つ選手だ。これまでも、ゴールという目に見える結果でその期待に応えてきたが、第2節のバルドラール浦安戦では、これまで以上に重要な選手であることを味方にも相手にも示した。森岡薫や皆本晃といった“キング”たちとはまた違った風格を漂わせる21歳のエースは、この先いったい、どんな“大エース”へと成長していくのだろうか。
2年連続で4位のフウガドールすみだは、レギュラーシーズン後に行われるプレーオフが上位5枠から3枠に減ったことを考えても、昨シーズンからの“現状維持”では生き残れないだろう。だが彼らは今シーズン、他チームからの選手補強ゼロで挑むことを決めた。そうなると必然的に、選手個々のレベルアップとチーム力の向上が不可欠だ。だが、開幕戦は優勝候補のペスカドーラ町田に0-3で完敗した。