AbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」は、6月24日の8時間生放送で遂に幕を閉じた。最終決戦は原作でもお馴染みEカードでのタイマン勝負。優勝者は歓喜の声を上げた一方、目の前で1億円を逃した男は涙を飲んだ。最終決戦翌日、番組は宮崎に住むその男のもとへ。惜しくも敗れてしまった心境を聞いた。
「宮崎へようこそ」。苦笑しながら呟いた男の名は、水谷健治。ルパン三世のモノマネを得意とする芸人で、そのそこそこのクオリティから番組では「そこそこルパン」のキャッチフレーズを付けられ、視聴者からの人気もそこそこあった。月収はわずか5万円。10歳になる愛娘と2人で暮らす、シングルファーザーだ。