
5日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』で、「学校選択制」について橋下氏が持論を展開した。
土屋礼央が、小学校や中学校で教師を選択できるようにすれば、より授業が魅力的になっていくのではないかと話すと、橋下氏は「教育改革の柱を競争と切磋琢磨にしたことで、僕は教員や日本中の教育の専門家を敵に回した。教育に競争を持ち込んではいけない、格差が生まれる。選ばれない学校が出てくる、と。でも格差というのはもともとあって、それが無いかように蓋をしてきただけ。だから僕のやりかたはそれを見せた上で、格差が埋まるようにしようよということ。公立の小中学校は義務教育だし、何も努力しなくても、ある意味"お客さん"である児童たちが来る。それじゃあ学校が努力しないだろうと、学校を選べるようにした。すると、学校側も一生懸命になってパンフレット作り出した、今では私立並のものも出てきて、保護者たちはそれを見ながら学校を選択している。現実には家の近くが安心安全なので、7割くらいが地域の学校に通っている」。
そして、教員の評価についても「公務員改革で5段階評価にした。でもみんな5、4、3しか付けないから、落第点もしっかり付けなさいと厳格にルール化、厳しく評価した上で給与に反映されるようにした」とした。

橋下氏の話を聞いていたMCのサバンナ高橋茂雄が「大阪時代に小学校の先生と付き合ってたんですけど、二人で給料の少なさに泣きましたよ。こんなに忙しいのにこれしかもらえないの?バイトしいって言ってました」と告白すると、土屋礼央も「憧れられる職業が先生であるべきだ」と感想を漏らした。
橋下氏は「それ僕のせいだと思う。行き過ぎたかもしれないが…」とした上で、「大阪の学力テストの結果は47都道府県中、ぶっちぎりの47位だった。もちろん家庭環境が厳しい人が多いとか、教員だけの責任じゃないというのはわかるけど、結果が出てないなら上げるわけにはいかないじゃん」と説明していた。(AbemaTV/『橋下徹の即リプ!』より)

