<大相撲名古屋場所>◇中日◇15日◇ドルフィンズアリーナ
前頭十三枚目・朝乃山(高砂)が前頭十一枚目・碧山(春日野)を寄り切りで破り、7勝目を挙げ、混沌とする優勝争いに向けて1敗をキープした。
大きな碧山に対し四つ相撲になったものの、動きを止めずに攻めまくると、そのまま寄り切り勝ち。今場所の好調ぶりを示す取り口となった。AbemaTVの中継で解説していた元小結・旭道山は「立ち合いをもっと厳しくしたら化けますよ」と、さらなる飛躍に期待していた。
なお、過去17回あった平幕優勝のうち、最多の5回が名古屋場所。さらにうち3人が朝乃山の所属する高砂部屋から出ている。“荒れる名古屋場所”が得意な高砂部屋が、今場所も台風の目となるか。
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