西日本豪雨の影響で、今も各地で断水が続いている。大雨の被害が出始めた5日、先月27日から審議されてきた「水道法改正案」が衆議院を通過した。 
 衆議院厚生労働委員会で加藤厚労相は「水道施設の老朽化が今後ますます見込まれる一方で、人口減少に伴い料金収入が減少するとともに事業を担う人材も不足するなど、水道事業は深刻な課題に直面している。このような状況を踏まえ、水道事業の広域連携や多様な官民連携を進めるとともに、水道事業者等に対し、水道施設の適切な管理を求める等により水道の基盤の強化を図るためこの法案を提出した」と、法案の意義を説明している。