4つの異なるルールで競い合う団体戦「麻雀駅伝2018」の本戦2日目が、7月16日に行われ、前回覇者のアマチュア連合が、2日目のプラスポイントを独占する“1チーム浮き”の強さを見せ、首位に躍り出た。麻雀漫画家・片山まさゆきが個人トップ、将棋棋士・鈴木大介九段が同3位と、圧倒的な勝利。2人で+119.4をたたき出した。
これが前年覇者の強さだ。昨年、同じ一発・裏ドラなしの区間を託され4位だった片山が+80.6で1位、昨年1位の鈴木が+38.8で3位と、プロ団体相手に2年連続の完勝で、改めてその実力を示した。3日目は三人麻雀で、半荘8回戦が行われる。
【2日目終了時点での結果】
1位 アマチュア連合 +125.3(東風戦+5.9 一発・裏なし+119.4 三人? RTD?)
片山まさゆき +80.6(個人1位)
アマチュア連合は去年と同じ感じでいい感じ。アマチュア連合は他の団体よりチームワークが微妙ですが(笑)個人の力で勝ち取っていきたいなと思います。
鈴木大介 +38.8(個人3位)
楽しかったです。緊張していたんですけど、思いのほか手も入ったので。最近、打つ機会が減って勘が鈍ったかもしれないですが、実力は出せてよかったです。
2位 RMU +9.5(東風戦+58.1 一発・裏なし▲48.6 三人? RTD?)
阿部孝則 ▲59.2(個人7位)
ぶっちゃけ、いまいちでしたね。河野さんが踏ん張ってくれたので、かろうじてプラスが残りました。3日目は多井が登場するので、任せたいと思います。
河野高志 +10.6(個人4位)
僕個人で言うと最低限の仕事はできたんですが、個人戦じゃなくてチーム戦なんで。阿部の悔しさがずっと頭の中にあって。今回本当に勝ちたかったと思います。次回はきっと多井がやってくれると思います。
3位 最高位戦日本プロ麻雀協会 ▲50.5(東風戦▲12.3 一発・裏なし▲38.2 三人? RTD?)
坂本大志 ▲23.2(個人6位)
手が入っていただけに、水巻さんが苦しみながらなんとかまとめてくれて、僕がポイントを伸ばさなきゃいけない立場だったのに、逆に足を引っ張ってしまって悔しいです。
水巻渉 ▲15.0(個人5位)
個人的には最後トップを取れて、なんとかなった感じです。展開が厳しかったですね。
4位 日本プロ麻雀協会 ▲86.3(東風戦▲51.7 一発・裏なし▲34.6 三人? RTD?)
鈴木達也 +55.0(個人2位)
江崎が今日は調子が悪かったのですが、それなりに頑張っていたと思う。最後は絶対トップを取ってやろうという気持ちで食い込めたのでよかったです。
江崎文郎 ▲89.6(個人8位)
つらい展開が多すぎて、きつかったですね。最後、達也さんがトップを取ってくれて、本当に助かりました。
◆麻雀駅伝 「東風戦」(6回戦)、西日本を中心に人気の「三人麻雀」(8回戦)、一発・裏ドラなしルール(6回戦)、RTDルール(一発・裏ドラあり 6回戦)を、各チームが駅伝形式で選手を交代し戦うオリジナルルール。本戦には前年優勝のアマチュア連合、2位の最高位戦日本プロ麻雀協会、3位の日本プロ麻雀協会、予選会を勝ち抜いたRMUが出場している。
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