それはやっぱり、谷風(ヤフー)……。いや、谷鵬(ヤホー)ですかね(笑)。ナイツの代名詞ですから。割と「塙」の漢字一文字でもいいかもしれないですね……。
「自分の四股名」について真面目に語ったのは、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之だ。大の相撲好きで知られ、AbemaTVの大相撲中継でゲスト解説なども務める塙が、持ちネタ「ヤホーで調べました」に絡めて自身の四股名を考案した。
そんな塙が相撲を見始めたのは10歳の頃だという。
「一瞬で白黒はっきり勝負がつく。それに野球やサッカーなど他のスポーツとは違ってある意味単純なので、基礎知識が無くても楽しめる。それも相撲の良いところです。僕が一番初めにNHKの大相撲中継を見た時、当時10歳の子どもながらに、ちょんまげ、まわし、行司の着物……『まるで江戸時代?』と思わせる時代錯誤感に引き込まれました」
時は昭和の大横綱・千代の富士の全盛時代。「一体、千代の富士の連勝はどこまで続くのか」という好奇心も重なり、気が付けば相撲の虜になったという。
かれこれ30年ほど相撲を見続けてきた塙。現在行われている名古屋場所では残念ながら七日目から休場となってしまったが、もし、谷鵬(ヤホー)が今、名実ともに注目の力士である大関・栃ノ心(春日野)と対決するなら? とたずねると、色々と妄想を繰り広げながら次のように答えてくれた。
「意外に知られていないんですが……僕、身長が173cmなんですけど、腕が異常に長いんですよ。(身長178cmの筆者と腕を伸ばして比較したところ約5cmも長い)ですから、リーチを活かした諸手突きで勝負します! 栃ノ心関に組まれたら終わりですからね。諸手突きで距離を取り、チャンスをうかがって後ろに回り込んで送り出し。これが理想の展開ですね」
自分に四股名をつけてみるとは、新しい相撲の楽しみ方かもしれない。アナタならどんな「四股名」をつけてみますか?
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