3月21日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』で武尊は、第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントを勝ち抜きK-1史上初の三階級制覇という快挙を成し遂げた。
昨年12月同様、武者修行のため6月に再度渡米した武尊。カリフォルニア州でUFC王者TJ・ディラショーのトレーニングキャンプに参加した後、前回の修業の地コロラド州デンバーへ向かった。
<ラドウィック・マーシャルアーツ>では主宰のドゥエイン・ラドウィックらの歓待を受けた武尊。「最初はただの日本人が1人、練習しに来ただけというところからスタートだった」と一度目の武者修行を振り返る。
「たった1ヶ月もないぐらいの滞在だったのに、みんなが思い入れを持ってくれて。チャンピオンになったことを報告したらめちゃくちゃ喜んでくれて、良かったなと思います」と、アメリカの地で勝利報告できたことを喜び、再び自らを受け入れてくれた人々に感謝した。
スタッフが「今回のアメリカ旅は楽しいですか?」と聞くと、武尊は「サイコーです」とキッパリ。「練習もサイコーだし、キツいんですけど、それ以上に人が温かくてそこにパワーももらうし、来てよかったなと思います」と充実ぶりを明かす。
取材スタッフの帰国後、1人で1週間異国の地で生活することについても「今回は全然不安なところなくて、逆に1人の方がみんなと関わる時間も増えるので言葉の勉強もできるのかな」と余裕を見せていた。