7月22日(日)に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.90」(AbemaTV)で、第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩がシュエ・シェンジェンと対戦。再起を懸けて戦いに挑む卜部に密着取材を敢行した。
今年3月に『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』で卜部は、ISKA世界ライト級王者の皇治と大接戦を繰り広げるも惜敗。試合直後には「今後のことを考えなきゃいけない」「今の心境だと次はない」と引退をにおわせる発言をしていた。
試合直後は「色んなものを背負ってリングに上がってますから、それで結果が出せなかったら“もういいかな”って」と、実際に引退も考えてしまっていたと振り返る卜部。
しかし、同大会で実弟の功也がライト級のタイトルを獲得し、さらに史上初となる3階級制覇を成し遂げたチャンピオン・武尊の姿を見たことで「悔しい」という気持ちが湧いてきたという。
3月時点とは明らかに違う、どこか吹っ切れたような表情の卜部は「それを見てもまだ“もういいや”って思うようだったら諦めもつきますけど、そこで“悔しいっていう気持ちがあったので、まだやれるなと思いました」と格闘技への想いを吐露した。