7月22日(日)に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.90」(AbemaTV)で、第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩がシュエ・シェンジェンと対戦。再起を懸けて戦いに挑む卜部に密着取材を敢行した。
ひと通り筋力トレーニングを終えた卜部は、K-1ジム相模大野KRESTへ。「(次戦の)58.5kgという階級で、すごく良いパフォーマンスを見せなければ、57.5kg(=フェザー級)は無理だと思う」と胸中を語る卜部は、「ここでしっかり強さを見せられるなら、フェザー級でもいけると思う」と目標を掲げる。
堅実なトレーニングを積む卜部だが、「(Krushは)KOで完結するものだと思っているので、ここでもう1回KOして弾みをつけて、K-1のフェザー級で暴れたいなという気持ちはあります」と、秘めた野望を口にする。
同ジムでは、現チャンピオンの武尊とのマススパーリングも行った。拳を合わせた武尊は「キレとかも増してると思います」「でもパワーも落ちてない感じがするし、圧力も全然落ちてなくて、階級にフィットしてるんじゃないかなと感じはありますね」と現在の卜部を評価。
さらに「(卜部は)60kgの中でもトップレベルに速いので、フェザー級に下げてもスピードで負けないと思うし、プラス、Sフェザー級でやってたフィジカルとパワーがあるので、もっと活かされると思う」「またフェザー級が盛り上がるんじゃないかなと思います」と太鼓判を押した。
その後、本格的な追い込み練習に入った卜部は「そこ(フェザー級王座)を目指さなければ、格闘技やってる意味ないなと思っている」「1番を目指してこその格闘技だと思ってるので」と、改めて決意を表明した。