
女優の富田靖子(49)らが27日、都内で行われた2人芝居の舞台『母と暮せば』の製作発表に出席した。
『母と暮せば』は、長崎を舞台に、被爆した母親と原爆で亡くなった息子の幽霊の交流を綴ったファンタジー作品。2015年に山田洋次監督が吉永小百合(73)主演で映画化している。

富田は「映画では吉永小百合さんがやられた役を自分が……というのが正直なところで」と切り出し、「ホントに、なんで私お話受けちゃったんだろうというプレッシャーで、くぅ~となっているところです」と心境を明かした。

2011年の舞台『炎の人』以来7年ぶりの舞台出演となる富田は、「久しぶりの舞台で、この板の上に立てることがとても幸せだなあって。その中で精いっぱい、この板の上で生きていく様を皆さんに届けられたらと……。ただそれだけです」と、瞳を潤ませつつ意気込みを語った。
プレッシャーを感じながらも意欲的に取り組んでいく姿勢を見せた富田。舞台で“大切にしたい思い”があるとして「喪失感。息子を失った喪失感。壮絶な喪失感とひたすら向き合いながら作っていければなあと……」と話していた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)




