将棋の王位戦七番勝負の第3局が8月2日、北海道札幌市の「ホテルエミシア札幌」で再開した。初防衛を目指す菅井竜也王位(26)と、棋聖に続く複数冠獲得を目指す豊島将之棋聖(28)による平成生まれ同士初のタイトル戦は、現在1勝1敗。どちらが2勝目を挙げ、七番勝負の主導権をつかむか注目だ。対局は、前日1日に豊島棋聖が封じた50手目から再開した。
菅井王位は通算375局指して268勝107敗で勝率.715と、全棋士の中でも指折りの高い勝率を誇る。今年度は9局指して5勝4敗。豊島棋聖は通算606局、423勝183勝で勝率.698。今年度は全棋士トップの25局をこなし17勝8敗の好成績を収めている。
持ち時間は各8時間の2日制。AbemaTVではこの対局を終了まで生中継する。
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